カテゴリー別アーカイブ: 婚約指輪 サービス

ダイヤモンドをルーペで見て選ぶのは楽しい

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婚約指輪のダイヤモンドを選ぶ基準は
鑑定書に記載されている4C(カラット,
カット,クラリティ―,カラー)のスペックと
価格であるのが現状でしょう。

それもやむを得ないことだと思います。
『4Cのスペックが上位のダイヤモンドが
美しい』というのは、販売上の大原則で
これがあるからダイヤモンドの販売が
容易に行われているわけです。

それに、実際にダイヤモンドを
お客様に見ていただいて販売するのは
なかなか大変です。

ダイヤモンドをチェックするのには
一般に10倍のルーペが使われますが
指輪としてプラチナの枠にセットされた
ダイヤモンドを見ても
細かいところはわかりませんし、
混雑している百貨店の店頭等では
物理的に不可能な作業とも言えます。
(そもそも自分でダイヤモンドを
見ることが出来る販売員は少なく、
だからこそ鑑定書が便利なのです)
また店頭の強いスポットライトの下で
ダイヤモンドをルーペで見ても
キラキラ眩しくて何もわからないのが
実際のところでしょう。

正直に申し上げて、
婚約指輪に30年近く関わっている私も
自分の目でダイヤモンドを
厳しくチェックしたとしても
それをお客様に確認していただくことを
したことはありませんでした。

ところが、最近では当社ショールームに
お越しいただいたお客様に関しては
ご自分の目で見てキレイだと思える
ダイヤモンドを選んでいただいています。

これがとても面白いのですよ。

当たり前のことですが、全てのお客様は
初めてダイヤモンドをルーペで見ます。
なので、最初は悪戦苦闘するのですが
慣れてくると、それはそれは真剣に
繰り返しダイヤモンドを眺めるように
なるのです。
そこには男女の差もありません。

最初は何が何だかわからなかった
ダイヤモンドなのですが
次第に個々のダイヤモンドの
個性がわかるようになりますし
自分の好みのダイヤモンドが
決まってくるのですね。

そして自分が実際にルーペで見て
気に入ったダイヤモンドというのは
4Cのスペックとは関係が無いことが
とても多いのです。
(大きさを表すカラットだけは別です)

極端な例では
『「D VVS1」よりも「G VS1」の
方がキレイに見えるから気に入った』
ということが実際にあるのです。
価格が40-50%安いダイヤモンド
の方がキレイに見えるのですね。

まさに、ダイヤモンドは自然の産物だから
スペックだけではわからないという
事例なのですが、
個人の好みの問題なのだから
それはどうしようもないと思います。
ダイヤモンドは奥が深いということです。

もっともここまで達するには
1時間以上の時間をかけて
ダイヤモンドを見続ける必要があります。
それは当社が小さなブランドだからこそ
可能なサービスなのは間違いありません。

また、結果的に価格の安いダイヤモンドを
お勧めすることも頻繁にあるわけで
商売ベースからはずれてしまい
なかなか難しいサービスでもあるのです。

それでも、実際に自分の目でチェックして
美しいダイヤモンドを選ぶというのは
とても素晴らしいことだと確信しています。
美しいダイヤモンドは自分の感性で選び
それが鑑定書のスペックと一致しないって
とても素敵なことじゃないですか。

最愛の彼女のために、自分のために
時間と手間をかけダイヤモンドを選ぶのは
価値のあることですよね。

どうぞお時間のある方は
実際にダイヤモンドを眺めに来て下さい。
また、遠方でご来店が難しいお客様も
私が厳しくチェックしていますので
ご安心ください。
いろいろなご相談も大歓迎ですので
お気軽にお尋ねくださいね。

鑑定書に頼らずに自分の目で見て
ダイヤモンドを選ぶのは楽しいなあ。
多くのお客様に実感して頂きたいです。

(文責 渡部博行)
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『生涯無料』ってあり得ないと思う

全国で21版もあるゼクシィを眺めてみると
その時々で流行があります。

一冊の本(ひとつの商圏)の中での
差別化競争なので、どこかが新しいことを
始めると、数ヶ月後に他店が追随するという
繰り返しではありますが・・・。

さて、最近良く目にするようになった
キーワードに、「生涯保障」「生涯無料」
というのがあります。

その店で購入した消費者は、
結婚指輪や婚約指輪のサイズ直し、
みがき直し等のサービスを生涯無料で
受けることが出来るという素晴らしい特典です。
しかし、このサービスには消費者保護の観点から
かなり問題があるのではないでしょうか。

私、自らの反省を込めお話ししたいと思います。
私が、なぜ反省しているのか?
それは、種を最初にまいたのが自分自身だと
考えるからです。

私が前職のトレセンテ(当時は住友金属鉱山の
子会社、現在はニッセン傘下)で、
ブライダルリングの開発を始めたのは
約20年前ですが、
当時の業界はそれはのんびりしたものでした。

結婚指輪に関しては、セイコー、シチズン、
パイロットの大手3社の寡占状態だったし、
ゼクシィも発行前でほとんど競争が無かった。
バブル期で高額のジュエリーがバンバン
売れていたので婚約指輪や結婚指輪に
興味を示すジュエリーメーカーは
ありませんでした。
消費者にしてみれば、
今からでは信じられないくらい
選択肢が狭かったのです。

その中で、異業種から参入した私は
次々と新機軸を打ち出したわけですが、
結果としてブライダルリング業界に
大きな影響を与えたのが”4つのこだわり”。
差別化のポイントとして、デザイン、つくり、
品質、アフターサービスを明記したわけです。
今だったら、どこでもやっている
当たり前のことですが
当時はこんなことすら画期的でした。

さて、問題なのはその中のアフターサービス。
トレセンテで打ち出した内容は、
ダイヤ落ち等の無償修理と、
10年間で5回の磨き直しと、
生まれたお子様へのベビースプーンプレゼント
を主としたもの。

その時点で可能と思われるサービスを
てんこ盛りにしたのですが、
この10年間を上回るサービスでPRしようと
考えたら、生涯無料になっちゃったんでしょうね。

それを全国チェーンのアイプリモまで
(ゼクシィ4月号では婚約指輪の磨き直しが
生涯無料と記載)まで始めたので、
競合する中小の店舗も対抗しちゃったようです。

でもね、このようなサービスを維持していくのは
本当に大変なんですよ。
それがわかっているのだろうか?

例えば、トレセンテが住友商事に売却される
(2004年)時に、10年間のトータルコストを
頭の中で計算したら(ベビースプーン代込みだけど)
7千万円以上したはず。
住友金属鉱山は住友商事にサービスの継続を条件に
売却したけど、会社の売買が繰り返されるうちに、
これがうやむやになってしまう恐れは
ないのでしょうか。
(トレセンテもアイプリモも過去4年間に
2回売買されている)コスト負担は大きいですよ。

もっと基本的な問題は、結婚指輪、婚約指輪を
購入したのが25歳の女性だとしたら
平均余命は60年以上。
60年後にそれを販売した企業が
存在しているだろうか?
普通に考えればわかることですよね。

また、何らかの事情でその指輪が購入者以外の
所有になった場合はどうなるのだろうか?
“生涯”は引き継がれるのか?
このあたりの細かい取り決めが
購入時に交わされているとも思えない。
(販売側は購入者限定と主張するだろうけど)

つまり、以前書いた赤福、白い恋人、再生紙偽装
あたりと同じで、景品表示法にひっかかる
可能性が高いんじゃないかと思う。

だいたい、最後まできちんと責任を取ろうと考えたら
こんなサービスは怖くて出来るわけがない。
個人的には、このようなあり得ないサービスを
掲載しているゼクシィにも怒りを覚えます。

ゼクシィは、二言目には読者のためを
主張するのだけれど、こんなサービスは
どう考えたって読者のためにならない。

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フェア―トレード宣言

昨年を象徴する”偽”は、まだまだ終わりません。

再生紙偽装問題は、登場する会社が食品偽装のように
地方の中小企業とは違い、日本を代表する名門企業
(王子製紙の創設者は渋沢栄一)。
ワイドショー的な盛り上がりもありません。
消費者に十分な説明をする前に、大臣にお伺いに行ったりする
神経はすごいなあ。
大企業の論理では、消費者への説明よりも、
社長を頂点とする自分たちの”クビ”の方がはるかに重要なのです。

今後は、業界団体である日本製紙連合会と通産省の交渉で、
何人の社長が辞任するか決めるんだろうけど、
元工場長で事態を”知っていた”とされる日本製紙の社長が辞任して、
残りは”知らなかった”ので辞任しないが彼らのシナリオでしょうね。
でも、今までわざわざ割高な再生紙を購入してきた消費者に
返金はしないつもりなんだろうか?
再生紙100%の名刺を使ってきた人たちなんかも、
クレームをバンバン送ればいいと思う。

私個人は昨年の今頃、トレセンテのニッセン売却をめぐり、
住友商事に大反発していましたが、
やはり呆れたのが彼らが自分たちの出世やクビのことしか考えていないこと。
トレセンテの顧客の事なんか、まったく眼中になかった。

製紙業界でもそうだけど、
直接消費者と対峙しない会社の内向きの論理は救いようがない。
また今回の件で、ぜひ思いを巡らせていただきたいのが、
おそらく存在したであろう内部告発者の方のこと。

勇気あるその方は、もはやその会社では働いていけないし、
地方都市だったら一族郎党が暮らしていくことさえ
大変なことになっているはず。
この状況が変わらない限り、同様の事件は今後もなくならないでしょう。
先行きは明るくないですね。

翻って、ジュエリー業界、ブライダルリング業界を眺めると
そこに”偽”はないのか?
正直に言って、ジュエリー業界の評判は良いものではありません。
キャッチセールス、デート商法はなくならないし、
二重価格等、価格への信頼もありません。

業界の70−80%は胡散臭いと言う方もいますが、
残念ながらそれを否定することは出来ないでしょう。

ブライダルリング業界についても、ここでは詳しく記しませんが
消費者保護の観点から見ると疑問点が少なくありません。

フェア―トレードという言葉は、
発展途上国の支援を目的とする公正な貿易を指しますが、
私はブライダルリングをこれから検討しようという皆さんが、
気持ち良く購入出来るように以下のポリシーを守り、
広めていきたいと思います。
“偽”は無くさなければいけません。
ブライダルリングのフェア―トレードのために、
コンプライアンスを最優先します

・ 割引率を高く見せるための二重価格表示をしない
・ 他店、他社の誹謗中傷をしない
・ デザインを不正に模倣しない
・ 正しい品質表示をする

こういう運動は、零細企業の自己満足で終わっては
意味がないと思っています。

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