婚約指輪放浪記2011、福岡編

婚約指輪の日本3大激戦区、そのひとつが福岡です。

昔(15年くらい前)は、そうでもなくて
当時運営していたトレセンテの店舗はニューオータニ博多
という、良くない立地でずいぶん売れていました。

その理由は、福岡のみならず九州の中で競争が
ゆるやかだったからです。

福岡の競争は、シライシやアイプリモが進出するようになり
だんだん厳しくなっていきましたが
その当時は鹿児島、熊本等県外のカップルが婚約指輪や
結婚指輪を求めて福岡に集結する状況でした。
売上の30%が鹿児島在住なんていう、今ではとても
信じられないような時期もあったのです。
(ゼクシィも当初は九州で1冊だった)

その後、ゼクシィが県ごとに発行されるようになり
各県ごとにブライダルリング専門店も増えたので
福岡への一極集中は弱まっていきました。

それにもかかわらず、福岡の店舗数は増え続けたので
日本有数の激戦区になってしまったというわけです。

福岡の今年の目玉は、何と言っても博多駅にオープンした
博多阪急とJRの駅ビル「アミュプラザ」です。
九州新幹線開通にあわせてのオープンが震災と重なり
東京では話題にならなかったのですが、その後の好調な
様子は伝えられていました。

札幌、名古屋、京都とJRの駅の商業施設は、
従来の人の流れを変えるほどに成功してきたので
博多駅から離れた天神地区(これまでの中心)にどれほど
影響が出るのだろうと、皆が注目したのです。

博多阪急1Fのアクセサリー売場はとても広くて、
(アミュプラザはスタージュエリーくらい)
ブランド数も多く、俄やアーカーも大きなスペースです。
しかし、年間でピークの土日2日間で確認したのですが
ティファニーでも、4℃でも販売スタッフの人数の方が
お客さんよりずいぶん多いのです。
百貨店全体や、駅ビルは相当賑わっているのに・・・。

ジュエリーというアイテムが、世の中で期待されなく
なってしまったことは、トレセンテで痛感していたのですが
阪急百貨店も、梅田のように売場を2Fにすれば良かったと
後悔しているかもしれません。

そして天神地区ですが、昼間の人の流れはずいぶん減って
いるように感じました。以前は、店舗の空きスペースなど
まったくなかったのですが、現在は好立地でも1年以上
空いたままのところすらあります。

婚約指輪、結婚指輪をメインとした主な路面店は、
均等に2-3組集客していて、これでは仙台と同じで
みんなが苦しくゼクシィ儲かるという状況です。
もう当面大きな変化はないだろうなと思いました。

考えてみると、新しい商業施設がオープンしても、
婚姻数が増えない限りブライダルリング市場は
広がらないですよね。
トレセンテでステラプレイス店(札幌の駅ビル)が
オープンした時に、従来の店舗の売上を右から左に
持って行くだけで、札幌トータルの売上が増えなかった
ことを思い出しました。

日曜日の天神、開店前のエクセルコで
5人の女性スタッフが、一生懸命ウィンドーを拭く姿は
とても壮観で、売れるといいねと、思わずつぶやきました。

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