2014年婚約指輪3大ニュース!

2014年もあとわずかとなりました。
婚約指輪には驚くようなニュースなど
たくさんはありませんが、それでも
1年の内に色々変化するものです。
それでは2014年婚約指輪3大ニュースを
発表しましょう。

1位 アベノミクス円安で大幅値上げ

婚約指輪のコストの大部分を占める
ダイヤモンドはドル建ての輸入品です。
3年前の12月に77円台だった円相場は
昨年12月には103円台に
今年12月には120円を突破する円安です。
ダイヤモンド海外相場も上がっているので
国内のダイヤモンド価格は、
3年前の50%UP、前年比でも20%UPと
なり婚約指輪の価格も大幅UPです。

ティファニー、カルティエ等の最低価格を
比較すると分りやすいですが
かつて19万円で購入出来た婚約指輪が
今では29万円に値上げです。
30万円を持って婚約指輪を買いに行っても
選択の余地が無いのは悲しいことで
クリスマス時期の来店客減少も
やむを得ないことでしょう。

年明けにも現在の為替相場を反映した
再値上げが各ブランドで予想されます。
それでも30万円の予算で0.3カラットの
ダイヤモンド婚約指輪を手に入れたいし
20万円でも0.25カラットは欲しいなあと
考えてしまうのです。

そうでないと、そこまでお金を出して
婚約指輪を買う必要があるのかと言われ
取得率が低下してしまいそうです。

2位 結婚情報誌ゼクシィの凋落

これはブライダルリングに顕著ですが
ゼクシィのページ数が激減しています。
詳細は別記事でまとめる予定ですが
年間で一番掲載数が多い1月号の
ページ数は前年比で半減の印象です。

検証すると、さっさとゼクシィを見切って
ネット等に移行したブランドあり
ゼクシィにしがみつくブランドありで
様々ですが、20年以上にわたり
大きな影響力を誇っていた雑誌の時代が
終わったのは間違いありません。

そのため、現状は混沌とした状況で
どこも新たな集客方法を求めて
右往左往しているようです。
ネットに移行すれば良いというような
単純な問題ではありません。
何だかんだ言っても、
ゼクシイは便利な集客媒体だったのです。
この後でどうなるかはまだ予測不能、
驚くべき展開が待っているのでしょうか?

3位 GIAの世界標準鑑定書ドシエ広がる

『なんでも鑑定団』がご長寿番組なように
日本人は鑑定が大好きなので
鑑定書にも特別の敬意を払います。
だから、国内のダイヤモンドの鑑定書は
卒業証書のように立派な台紙が付いていて
三つ折りのものまであったりするのです。

ところでダイヤモンドの鑑定書は
公的な資格に基づくものではありません。
日本の鑑定機関は米国宝石学協会(GIA)の
基準に基づいた鑑定書を発行しています。
そのGIAは教育機関として宝石鑑定士を
送り出してきました(宝石鑑定士も公的な
資格ではありません)が、
数年前から自らが鑑定書を発行するように
なりました。

その鑑定書は発行元がダイヤモンドの
4Cも定めた本家本元のGIAなので、
文句のつけようがないものですが
その形状はとてもシンプル、簡素です。
下の画像はその鑑定書ドシエ(Dossier)
のものです。
IMG_1927

従来の国内の鑑定書とは大きく異なりますが
発行元がGIAなのでこちらが国際基準です。

この鑑定書は当初日本では発行されて
いなかったのですが、
国内最大の鑑定業者、中央宝石研究所は
それが国内に入ってくる頃から
ゼクシィに広告を出すようになりました。
鑑定機関が高額な広告を出すのは
不思議なことなのですが
実際には営利業者なので必死なのです。
一方GIAのドシエにはハート&アロー等の
表示はありませんから、
これを目玉にして婚約指輪を販売している
ブランドにとってもドシエの普及は
死活問題になってしまいます。

幸か不幸か、ドシエは世界で大人気で
今年ダイヤモンドの鑑定を取るのに
4か月以上もかかることがありました。
その結果0.3カラット以上のダイヤモンドに
添付されることが多かったので
日本国内ではさほど普及していませんが
じわじわシェアーを伸ばしています

しかし、GIAの体制が整備され
国内でもドシエの大量発行が実施され
0.2カラット台のダイヤモンドにも
添付されるようになれば
こちらがあっという間に多数派になり
日本でも標準になるでしょう。
それは、数年内に起きることと思います。

以上が2014年婚約指輪3大ニュースです。
それでは良い年をお迎えくださいませ。

文責 婚約指輪・結婚指輪プロデューサー
渡部博行

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