婚約指輪アイプリモの親会社だったモックの破綻

今朝、日経で株式会社モック破産の小さな記事を目にして、
何ともやりきれない思いがしました。
モックという会社を知ったきっかけは、
10年くらい前に名古屋で素敵なブライダルギフトの店舗
(ヴァンサンカンスティルアン)を偶然見つけたこと。
その後、ぐるなびみたいな飲食店紹介業やブライダル関連の事業も拡大し、
2003年にマザーズ上場、当時は注目の企業でした。

2004年にはプリモジャパンの株式を取得し、
2007年に現在の株主ゴールドマンサックスへ売却しているので、
約3年間アイプリモとラザールダイヤモンドブティックを経営していたことになります。
結婚指輪・婚約指輪も扱って、ブライダルの総合企業を目指したものの、
会社全体の資金繰りが厳しくなったので、売却したということだったのでしょう。
その後、株式関係の問題も多かったようで、今年に入り上場廃止、そして倒産です。
当時としては、斬新でユニークな事業を展開していた会社だっただけに、
こんな結果になって残念だなとか、
上場・株式が絡むとおかしなことになる会社が少なくないなとかいろいろ考えました。
まあ、アイプリモ倒産じゃなくて良かったなとか(混乱が大きすぎる)。
ブライダル産業も競争が厳しく、会場でも倒産するところが出てきています(参考記事)。
一方、ジュエリー業界の状況は、上場企業でも赤字転落が続出するほど厳しくて
オーナーがファンド(投資会社)になっているところも少なくない。
アイプリモも7年で3回、ニッセン(アドバンテッジパートナーズ)傘下のトレセンテは
5年で2回オーナーが変わっている。
オーナーがファンドだったら、近い将来また売却されるということですね。
資本主義だからしょうがないと言えばそれまでのことで、
こんな経済状況で10年先なんて誰も予想できない(零細企業はもっと大変だ)のに、
そういう会社に限って「生涯無料」なんてサービスをゼクシイで表示したりする。
それってとても無責任だと思う。
オーナーがころころ変わる現状で、何を担保に、誰が責任を持ってそんなことが言えるのか?
生涯無料って具体的にいつまでなのか?

 

文責 結婚指輪プロデューサー渡部博行

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