海外ブランドが結婚指輪・婚約指輪専門店になる日

Googleで結婚指輪や婚約指輪を検索すると、
検索結果以外に関連ニュースや画像、ブログが表示されることがあります。
数日前、”婚約指輪”を検索すると、8月3日付の
ショーメ:22万円のエンゲージリングが登場
パリの高級宝石ブランド新作発表

の記事がニュースで表示されていました。

内容は、フランスの宝飾ブランドショーメが、
婚約指輪(エンゲージリング)の新作を発表。
この最低価格は、従来の30万円(0.25カラット以上)台から
22万円(0.18カラット以上)に下がりましたということです。
ティファニーが、ずっと以前から0.18カラットで20万円台の
婚約指輪を発売しているので、価格には驚かなかった(この新作のデザインで
0.18カラットのダイヤモンドは、バランスが悪いだろうなと考えたけど)。
しかし、今朝の日経MJでショーメの副社長のインタビュー記事
を読んで、なんじゃこりゃと思った。

・ ショーメは重要な市場であるアジアで出店を加速する。
・ 最重要市場の日本では、顧客数を広げる狙いから現在22店舗ある店舗数を
ブライダル向けの宝飾市場を中心に増設、営業基盤を強化する。
・ ショーメの商品はアメリカ人に合わないので(店舗は無い)今後も出店しない。

ショーメは、パリのヴァンドーム広場に店舗を構える名門宝飾店で、
以前は三越が提携して日本国内の運営をしていましたが、
現在はLVMH(モエヘネシー・ルイヴィトン)グループという
巨大ブランドグループの一員です。
それで、店舗網を調べてみたら、フランスに10店舗しかないのに
日本に24店舗、全体の約60店舗の2/3がアジアにあります。
グッチの売上の70%はアジアという記事を先週読みましたが、同じことですね。
確かに日本市場は最重要だ。
ヨーロッパの高級ブランドも、家族経営から投資効率至上主義のビジネスに移行した
ところが多くて、LVMHはその代表選手。
利益と成長が至上命令の中で、日本地区担当者が婚約指輪に目をつけたのは
当然とも言えます。
今の消費の状況で高級ジュエリーが売れるわけないので、ブライダルで稼ぐしかない。
その手段のひとつが、22万円の婚約指輪だったということです。
そう言えばこのショーメ、銀座の店舗で婚約指輪を2時間貸し出すという
変わったサービス
を発表していました。
免許書とクレジットカードを取り上げるってナニワ金融道じゃないんだから・・・。
考えて見れば、0.3カラット21万円で婚約指輪(エンゲージリング)の安売りを始めた
デビアスもLVMHグループの一員。
日本で宝飾事業を伸ばすには、婚約指輪・結婚指輪に注力するのが
一番ということなのでしょう。
選択肢が増えるのは消費者にとって悪い話しではありませんね。
ゼクシイの広告を掲載する日も近いかもしれません。
個人的には、ルイヴィトンが結婚指輪を発売したら最強だと10年前から考えています。

 

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