世界最大の婚約指輪通販、ブルーナイル(BlueNile)がやってきた(4)

成功したIT企業として、2004年にナスダックに上場し
売上をこの年の1.7億ドルから2007年には3.2億ドルまで
伸ばしたブルーナイル(BlueNile)ですが、
リーマンショックのあった2008年以降、
売上も利益も、成長が鈍化してしまいます。

2011年は売上を3.5億ドルまで引き上げたものの
利益は2007年の7割の水準です。

今年の業績はだんだん激しくなってきていて
9月までの売上は前年を12%上回っていますが
利益は何と半減。
粗利益率の悪化(安売りです)と、運営コストの増加で
何のための売上を増やしているのか、
わからないような状況になってしまいました。

一般にIT企業は、アマゾンのような大きな成長を市場から
求められるので、5年間停滞していた売上を何が何でも
増加させようという強い意志が働いているのかもしれません。

現在、アメリカ国内の売上が約7割を占めていますが
今年に入り、日本語、フランス語、スペイン語のサイトを開設
(中国語は開設済み)したのは、自ら市場を大きくするために
当然の選択と思えます。

しかし、その一方で外野から見て、大丈夫かなと
疑問を持たざる得ないことも始めています。

例えば、ブルーナイルのオリジナルマークが入った
「シグニチャ―ダイヤモンド」。
最上級のダイヤモンドということを教育して
付加価値をつけて販売したいようですが
その説明の意図がまったくわからないのです。

そもそも、ブルーナイルのダイヤモンド販売モデルで
重要なお約束は、
ダイヤモンドの4C(カラット、カット、カラー、クラリティー)が
同一なダイヤモンドは同一の品質であることでしょう。
だからこそ、ダイヤモンドの現物を目で見なくても
ブルーナイルのサイトでダイヤモンドの勉強をした消費者は
安心して購入することが出来るのです。

それなのに、ダイヤモンドの原石がどうのこうのと
4Cと違う概念を持ち出したら、消費者は混乱するばかりだし
ブルーナイルの中で自己矛盾してしまうと思います。

(ちなみに当社はダイヤモンドの美しさは鑑定書の4Cだけ
ではわからないという立場で、目で見て美しいダイヤモンドを
厳しく選びぬくのがウリです。
ブルーナイルのダイヤモンドの価格も同じ4Cで相当の
価格差があるのは何故か考えてみてください。)

個人的に、もっとヒドイと憤慨してしまうのが
今年から始めたサービス

(続く)
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