世界最大の婚約指輪通販、ブルーナイル(BlueNile)がやってきた(5)

5年間売上が停滞気味のブルーナイル(BlueNile)は
いろいろと新しい試みにチャレンジしているのですが
その中には、これはマズイだろうと思えるものも
登場します。

今年から始まったらしい
「生涯保証の新規ダイヤモンドアップグレード」が
その最たるもの。

Blue Nileでは「一生を共にするジュエラー」のポリシーの一貫として、
2011年1月1日以降にご購入のすべての
GIAおよびAGSL認定ダイヤモンドについて、
生涯ダイヤモンドアップグレードプログラムを提供することになりました。

内容を要約すると、一生涯の中でブルーナイルで
過去に購入したダイヤモンドよりも高額なダイヤモンドを購入する場合
過去のダイヤモンドを100%の価格で引き取りますということ。
(但し、鑑定書が付いているダイヤモンドのみで、指輪の枠は
対象外です。価格は最初と同じ通貨によります。)

これが新しく素晴らしいサービスと思えますか?

同様のサービスは目先の売上を確保するために
バブル崩壊後の日本の宝飾店で良く見られたものです。

短期間に買い替えが行われるような状況ならば
それほど問題がないようですが
例えば、ダイヤモンド相場が暴落して1/2の価格になった場合
わずかな金額で2倍の大きさのダイヤモンドに交換して
もらえるのでしょうか???
そんなことが出来るわけはありません。

「生涯保証」の期間なんてわかりませんが
10年や20年の話しではないでしょう。
現に日本のダイヤモンド価格は、円高により20年で半額になっているわけで
売上増加のために、こんな無理な保証を打ち出すことはマズイです。

だいたい、ナスダック上場企業で20年後に残っている会社なんか
半分もあるわけありませんからね。
生涯という言葉に意味は無いでしょう。
日本のしょうもないサービス制度が
こんなところで復活するとは思いもしませんでした。

ちなみに日本の買い替え保証制度は
その後、5年間買取り保証制度に進化をとげます。

「5年後に販売した価格で買い取るから安心」と、
ローンで高額(100万円はザラ)のジュエリーを若い男性に売りまくったのは
ココ山岡という会社。
そんな買い取りは最初から不可能で、その後倒産。
被害者10万人、提訴者8924人という大きな社会問題になりました。

せっかく誕生した新しいビジネスモデルが
どうしてこういう方向に向かっていくのでしょうか???
とても残念だし、ブルーナイルは早く原点回帰して欲しいと強く願います。

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