ティファニーが鑑定書無しの婚約指輪を販売

年末に全国のジュエリー売場を回っていると
間抜けなオヤジの私など、
『絶好のカモ』にしか見えないようで
販売員さんが飛んできます。

私は接客されるのが苦手ですし
購入することもほとんどないので
(時々サンプル購入しますが)
手間をかけてもらっては申し訳ないから
さっさと退散するのですが
たまに捕まってしまうのですね。

とある土曜日、開店直後の人もまばらな
ティファニーのブライダルコーナーで
一番安い婚約指輪はいくらだろうと
ケースをのぞいていたら
自分よりも年上の女性販売員に
しっかり接客されました。

その時に、びっくりしたのが
ダイヤモンドに鑑定書が付いてない
婚約指輪が登場していたことです。

それが最低価格なのですが
ダイヤモンドの大きさは0.16カラット
プラチナリングで231,000円です。

円安から生まれた苦肉の商品だなあと
思いました。
以前は0.18カラット鑑定書付きで
20万円を切る指輪がありましたからね。

0.16カラットというダイヤのサイズは
もちろん大きいとは言えませんが
それでもティファニーが良いという
カップルは少なくないはずだから
それなりに人気商品なのだと思います。

私がこの婚約指輪に驚いたのは
鑑定書無しのダイヤモンドを販売するのは
二つの意味で難しいからです。

鑑定書って販売する立場にとっては
とても便利なツールなのですよ。
日本では鑑定書を絶対視して
ありがたがる人が多いので
その説明をきちんとするだけで
信用されるし、販売側のペースに
乗せることも出来るのです。
逆に言えば、鑑定書を使わずに
ダイヤモンドの説明を出来る販売員は
少ないと思います。

そして、鑑定書が付かないということは
個々のダイヤモンドの品質の裏付けが
無いということなので、
そのブランドの信用が全てになるのです。

ダイヤモンドの鑑定書を作るには
それなりのコストがかかるので
低価格化のためにこれを止めるというのは
十分考えられることです。
しかし、これが一般化すると
中にはとんでもない品質のものが
出現するであろうことは
過去の歴史から容易に想像がつくのです。
ダイヤモンドは消費者が肉眼で見て
判断出来る商品ではないですからね。

それがティファニーというブランドだから
婚約指輪のダイヤモンドとして
ふさわしいも品質であろうと
誰もが信用するけれど
実際にこれを真似するのは大変なことです。

私もトレセンテ時代に
ピンクダイヤモンド付き(これが高価)の
フローラ低価格化のために
鑑定書無しの婚約指輪も販売していましたが
おかしなものを販売したら信用問題だから
とにかく気を使いました。
時々、購入したダイヤモンドを鑑定に出して
チェックしていましたから。

まあ、はっきり言って
商品を管理する担当者が変われば
品質もコロコロ変わってしまう世界です。
そして厳しく管理される方向に
変化することはあまり無いんですね。

ティファニーがパンドラの箱を
開けてしまったのかなあ。

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