北川景子&DAIGOでハリーウィンストンの婚約指輪再び

久しぶりに見る、豪華な婚約指輪(エンゲージリング)
北川景子・DAIGOカップルの婚約指輪は、ハリーウィンストン製でダイヤモンドは2カラット。久々の豪華な指輪だったので話題沸騰、たくさんの女子のテンションが上がったことでしょう。最近は結婚式を挙げない芸能人も珍しくないですから、派手な会見はワイドショーで大きく取り上げられましたね。実はハリーウィンストンの2カラット婚約指輪が話題になったのはこれで2回目なのです。
(以下も敬称略します)

ハリーウィンストンの2カラット、元祖は山田優・小栗旬カップル
2012年3月のこのブログに「山田優さんの婚約指輪」という記事があります。この時も地味婚が定着する中で久々に華やかな婚約指輪だったので、ずいぶん話題になったのです。週刊新潮が「芸能人の左手薬指に輝いた『婚約指輪』物語」と特集したくらいですからね。その記事にあるように、結婚式のウェディングケーキの高さやベールの長さが、その後話題になることはありませんでした。また、ハリーウィンストンの婚約指輪を注文した芸能人はそれから何組もいたのですが、具体的にダイヤモンドが『2カラット』と宣言されたのは4年ぶりで、その分注目度がアップしたわけです。竹下元首相の孫というセレブ感もウリのDAIGOにしてみれば、それより小さなダイヤモンドという選択はあり得なかったと考えられますね。

4年間で婚約指輪は大きく変化した
ところで、この4年間で婚約指輪にはどのような変化があったのでしょうか。次の3点をあげることが出来ると思います。
・ お金をかける層と、かけない層の2極化が進む
・ アベノミクスの円安で大幅な値上がり
・ 結婚情報誌ゼクシィの影響力低下

ブライダル全般にお金と時間をたっぷりかけるカップルと、ミニマルにすませるカップルの差がとても大きくなりました。後者の割合が増える一方で、前者の予算は増加するというイメージでしょうか。婚約指輪に関しては購入比率は低下する一方で、ネット通販を利用する低単価派と海外ブランドで購入する高単価派の差は広がる一方。調査結果の平均単価が20万円と80万円の大きく異なる結果が出るくらいです(詳しくはこちら)。そのため高単価派は海外ブランドでもティファニーやカルティエでは満足せず、ハリーウィンストンやグラフ等のさらに高級なブランドへ移行しています。その象徴的な事例が、北川景子カップル会見の6日前のお笑い芸人キンタローの会見で、こちらはティファニーの婚約指輪(2カラットもありません)でむせび泣いたそうです。もちろんティファニーは一流ブランドですし、いい話しなのですが、ブランドの大衆化が進んだ結果、ここでは満足しないカップルも出現したのですね。

婚約指輪のコストの大部分を占めるダイヤモンドは輸入品なので、円ドル相場で価格が変化します。4年前には1ドルが80円だったのに、今はアベノミクスによる円安で1ドル120円。単純に輸入コストは1.5倍になりますので、同じ2カラットの婚約指輪でも4年前よりは大幅に値上がりしているはずです。実際、ティファニーやカルティエの婚約指輪の最低価格は、この間に20万円から30万円に値上がりしていますね。しかし4年間で婚約指輪が1.5倍に値上がりしても、給料が1.5倍に増えた男性はほとんどいないでしょう。これにより婚約指輪の取得率も落ちただろうなあ。良いことばかりじゃないですよ、アベノミクス。

結婚情報誌ゼクシィと言えば結婚の象徴で、首都圏版なんか足の上に落としたら骨折するくらい厚さがあり、圧倒的な存在感でした。それが婚約指輪・結婚指輪のページについては、急速に衰退してしまい、現在ではかつての見る影もありません。PRの主戦場がネットに移行したということですが、ネットの中では意味不明のランキングサイト(実態は特定ブランドの広告)が大きな影響力を持ってしまい、なかなか微妙な状況です。これがずっと続くとも思えませんが、現在婚約指輪の正しい情報をネットで取得するのが難しくなっているのは間違いなく、とても困った状況だと思います。

婚約指輪2極化の先には
日本には『婚約指輪の相場は給料の3か月分』という有難い格言がまだまだ定着しているので、婚約指輪への注目度は衰えることがありません。だから芸能人ならば、コストをかけてでも『ハリーウィンストンの3カラットの婚約指輪』が確実に注目を集めるPR手段であるのは疑いのないことです。そのうち誰かがやるでしょうね。また、今回注目を集めたハリーウィンストンの売上が、今年大きく伸びるのも確実です(ここの婚約指輪は最低でも100万円の予算が必要ですが)。
その一方で、婚約指輪を買わない、あるいはネット通販で格安に購入する層がさらに増加するのも間違いなく、婚約指輪の2極化がさらに進むと思われます。アメリカではずいぶん前から、婚約指輪の選択肢として『ティファニーの青い箱を選ぶか、ブルーナイル(ネット通販大手)の大きなダイヤモンドを選ぶか』と言われていましたから、それに近づくということですね。今の日本では『ハリーウィンストンかネット通販か』という選択肢になるのでしょうか。

現在の婚約指輪の相場はこちらをどうぞ