厚い雲に覆われた日が多い北欧の空の下では、きれいな花の色に心がなごみます。
アンデルセンの童話に出てくるような家々のそばにはピンク色の鮮やかな花、公園の傍らには背丈の低い白い花。
暖かい季節を待っていたかのように、一斉に咲き始めた草木にエネルギーを感じる。
夏が短い北欧では、こういった花々が見られるのもごくわずかな間なのでしょう。
可憐で小さな白い花は風に揺れています。

日本を出発する直前に、友人が気をつけてというメールと一緒に白い小花の写真を携帯に送ってくれたのをふと思い出しました。