北欧の建物」カテゴリーアーカイブ

ホテル アレキサンドラ 2

環境問題や自然保護に関心の高いデンマークではホテルのエコロジー運動への取り組みも活発です。
このアレキサンドラホテルは「グリーンキー」と呼ばれる環境と健康に関する55の基準を満たしたホテルです。
節水・節電・ゴミの分別・タオルの再使用・換気・食材にいたるまで基準は厳しく、その認定は政府認定組織によるものだそうです。
突然予告なしで査察が入り、取り消されることもあるとか。
さすが北欧、とっても厳しいです。

部屋はいたってシンプルで不要なものがなく、かえってそれが心地よく感じられました。
過度な親切や甘やかしがなく、そうすることでお互いが気持ちよく暮らす、それが大人の自立なんですね。

ホテル アレキサンドラ 1

1910年創業のコペンハーゲンにある老舗ホテルです。
外見、内部ともにクラシックでモダンな雰囲気です。
名作家具がロビーや通路に使用され、ずいぶん古い家具もあります。
人が使いこんだことで背もたれの木の部分に丸みができていたり、階段の手すりにくぼみがついていたりと、古いホテルを思わせる箇所が随所にありました。
手に優しく感じられ、ほっとしました。

ヤコブセンのエッグチェアがある223号室、ウェグナーのテディベアチェア450号室、またアレルギー体質の人のための特別な部屋もあるそうです。
写真はフロント横の新聞やパソコンがある部屋です。

空港

コペンハーゲンのカストラップ空港には北欧デザインが溢れています。
床は茶色の木でできており、足音が吸収されるのでしょうか、とっても静かでほっとします。
人々を導くピクトはシンプルで誰にでも分かりやすく、迷うことがありません。
フライトを待つ人たちがくつろぐラウンジには、座り心地が良い椅子がたくさんあります。
デザインのひとつひとつが綺麗や美しいだけでは終わらない、日常生活に心地よく使われてこそ価値があるものだと実感しました。

写真は孔雀が羽を広げたように見えるトリニダードチェア。
デンマークで活躍したナナ・ディッツェルがデザインしたものです。
扇形の座面と背面に特徴があり、背中にあたる独特な曲線は座ってみて初めてわかる心地よさでした。