北欧の食べ物(ピーラッカ)

2.14

ピーラッカというフィンランドのカリレア地方のおかゆパイです。
スーパーや屋内マーケットで売られている国民食ですね。

ライ麦が入った小麦粉にオリーブオイル、塩などで外生地を作り、ミルク粥を包んで焼きます。
お粥がこぼれないようにギャザーを寄せて包んでいる形が特徴です。

ミルク粥は好みがあると思います。
サーモンスープなどと合わせると美味しいようです。。

でもね、このパンを買っている人ってあまり見かけないんです。
自家製でみんなおうちの味を持っているのかもしれませんね。

ヤコブセンレストラン

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ベルビューシアター横にあるヤコブセンレストラン。

ヤコブセン好きのオ―ナ―が経営しています。
セブンチェアやスワンチェア、カトラリーもヤコブセンデザインのもの、
外の景色がよく見えるように大きく窓がとられていて、自然光で溢れています。

入口のアプローチや中2階の手すり、カウンターにはアールがつけられていて、
曲線デザインがあちらこちらに見られます。

2階は家族みんなでおばあちゃんのお誕生日をお祝しているようでした。
10歳くらいの男の子が数人いて、楽しそうでしたよ。

夏は海風を感じながら、冬はテーブルランプのあたたかな灯を囲んで四季にかかわらず、
このような落ち着いた場所で食事をするのはいいですね。

ベルビュービーチからスーホルムへ

ビーチを後にしようとしたら このようなサインもありました。

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ビーチ全体の案内図ですね。
やはりここにもブルーの3本のラインが。バーベキューと犬の散歩は禁止のようです。

ウスワン海峡が広がるこの美しい景色は、ヤコブセンがこのビーチのデザインを手がけた何十年も前からきっと変わらないのだろうと思います。

ビーチも人が手を加えた様子がなく、サインも新しく塗りかえられたりすることもなく、楚々としています。周りの樹木もよい感じに茂っています。

静かに時を重ねているようです。

ベルビュービーチのライトブルー

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監視塔とお揃いのライトブルー3本ストライプ。
このデザインはビーチのいたるところで見ることができます。
砂浜へのアプローチやビーチバレーのポール、案内板、更衣室など、
優しいライトブルーは北欧独特ですね。

そういえば フィンランドの国旗はこの色だったような。

砂浜にはこのようなベンチがあったり、緑も豊かなので、
夏だけでなどの季節も楽しめます。今の時期は紅葉ですね。

道を挟んで ベルビューシアター、ヤコブセンレストランもありますよ。

では レストランでちょっとお茶を。

ヤコブセンゆかりの街(ベルビュービーチ)

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コペンハーゲン中心部から北へ10キロほど離れたところにヤコブセンの建築群があります。ここは文化財にも指定されています。

1930年代に世界の最先端だったこの場所が、また注目を浴びているそうで、
レストランも再開されています。

ベルビュービーチ。
水色と白のストライプになっているおもしろい形をしたのは 監視塔です。
海が一望できます。
3本の脚は木材で作らているんですよ。
トイレや更衣室、売店もヤコブセンのデザインで、
水色と白のストライプはこのビーチの共通デザインです。

夏に海を楽しむ人でにぎわうビーチも 秋が深まるとひっそり。
この季節、監視塔はなんとも不思議な雰囲気を出していて、少し物悲しいんです。
でも この時期の海は北欧らしくて好きです。

ここに行ったら、しばらくこの景色をただ眺めてください。

10月ヘルシンキ

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10月に入ると気温が下がり、ぐっと寒くなります。
厚手のコートやマフラーで 人々も冬支度です。

若い女の子たちは このようにパンツと短めのジャケットを上手に着こなしていてとてもかっこいいです。
真冬になってもこのスタイルは変わりませんがマフラーをもっとぐるぐる巻きにします。

さすがにスカートの人は少なくなり、足元もすべり止めのついたかかとのしっかりしたショートブーツをはきます。

木々も色づき始めました。

トランクの中身はこれでした

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こういうのって、中をのぞいてみたくなりますね。

ガラクタなのかもしれないけれど、独特の世界観。

ヘルシンキには、このような趣味みたいなお店がけっこうあります。
見つけたら好奇心全開で入るようにしています。

こだわりのディスプレイ

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街の中心から少し離れると、店先にこうやって可愛いものを並べているお店を見かけます。
なんだか小さな物語を感じます。
こういうお店は お姉さんひとりでやっているところが多いんです。
「何時まで留守です」みたいなメモがドアに貼ってあったりします。

アンティークなボストンバック、昔の映画に出てくるような感じでしょ。
中には、不思議な絵の缶だとか陶器が入っていました。
これもお姉さんのこだわりでしょうか。
おしゃれなカゴ付きの自転車にも乗ってみたいですね。

何のお店かしら?
静々とドアを開けて入ると、小さく微笑みながら Hei!と声をかけてくれます。
中をぐるりと1周すると こだわりの中身がみえてきました。
繊細な形や絵柄のものばかりを集めたアンティークショップです。
ディスプレイも徹底されていて素敵です。
なんか好きなもの似てる!っていう気がしました。

ゴトゴト走るトラム

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ヘルシンキの代表的な乗り物といえば トラム。
2両編成の車体で市内中心部を回る7路線があります。

初めは乗り方も路線もよくわからなくて、「あっ、間違えた!」と思うことがよくあったのですが、慣れてくるとちょっとしたお出かけや買い物にはかかせない交通手段です。

スイスイ走る新型のものと、ゴトゴト走る旧型?があります。
新型は入口ステップの段差がないので大きな荷物も載せやすいです。

ベビーカーを載せるときは こちらのボタンを押すと少し長い時間扉が開きます。
北欧の人たちは寡黙で優しく、気がつくと誰かがボタンを押して扉を開いてくれます。

運転手さんは 意外に女性が多いんですよ。

おなじみのアラビア工場

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ヘルシンキの青い空にそびえるアラビアの煙突、とてもきれい。

日本でもおなじみのブランド・アラビアは1873年創業の北欧で最大規模を誇る
フィンランドの陶器メーカー。
四角い建物にまっすぐ伸びた煙突、タテに連ねたARBIAのロゴと小さい窓が絵になりますね。

このARABIAのロゴ、作られる年代によって微妙に違うんですよね。
ここで作られるカップやソーサーなどの陶器の裏には、ほとんどARABIAというロゴが入っていますが、
そのロゴの形は制作年代を判別する目安になると言われています。

街のヴィンテージショップやフリーマーケットに行くと、このアラビアのの陶器が多く並んでおり
「これはアラビアのものよ!品質に間違いなし!」とお店の人に勧められます。
裏を覗こうとすると、「これは○○年代のものよー」と 先に言われてしまいますよ。
おっと!大切に大切に扱わなくちゃね。

トラム6番(arabia行き)に乗って終点ひとつ前で下車し、この煙突を目指していくと迷いません。
この工場で働く人も多いのでしょう。朝と夕方の6番トラムは通勤の人たちでいっぱいです。